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Body positive(ボディポジティブ)にまつわる英語の名言

Body positive(ボディポジティブ)という言葉を聞くと、いったいなんのことだろうと不思議に思う人もいるのではないでしょうか?ボディポジティブは、欧米の女性たちを中心に世界に広まっているムーブメントですが、今回はボディポジティブにまつわる英語の名言をご紹介します。

Body positive(ボディポジティブ)とは?

ボディポジティブとは、自分の外見をそのまま受け入れるムーブメントのことです。すべての体は良い体(All bodies are good bodies)をモットーに掲げるこの考え方は、ボディポジティビティ(body positivity)としても知られています。

ここ数年の間によく見かけるようになったボディポジティブという言葉ですが、じつはこのムーブメント自体は1967年から始まったのだとか。ボディポジティブは、肥満体型を差別する社会傾向に抗議するために行われるようになりました。

ありのままの自分を愛することは、外見至上主義が色濃く残る世界では容易なことではないかもしれません。しかし、下記に紹介するボディポジティブにまつわる英語の名言から勇気をもらえるのではないでしょうか。

Body positive(ボディポジティブ)に関する名言

It doesn’t have anything to do with how the world perceives you. What matters is what you see.

世間があなたをどうみなしているかなんて関係ない。重要なのは、あなたが何を見るかよ。

アメリカの女優で、人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のゲスト司会者を務めたガボレイ・シディベ(Gabourey Sidibe)の言葉は、周りの目を気にし過ぎる人の心にグッとくるのではないでしょうか。動詞のperceiveには、認める、理解する、気づくといった意味があります。

Each individual woman’s body demands to be accepted on its own terms.

女性の身体は、それぞれ思うがままに受け入れられねばなりません。

上記は、ラディカル・フェミニズム運動の活動家であるグロリア・スタイネム(Gloria Steinem)の言葉です。本人がこれで良いと思っている体型を、周りがとやかくいう権利はないということでしょう。

My weight? It is what it is. You could get hit by a bus tomorrow. It’s about being content. And sometimes other priorities win.

私の体重?見た感じそのままよ。明日バスに轢かれるかもしれないのよ。 満足することが大事。 時には他の優先事項が勝つこともあるわ。

女優でありコメディアンのメリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy)の言葉は、ユーモアたっぷりです。明日どうなるかわからない世界に住んでいるから、体重を気にして人生を楽しめないなんて馬鹿らしいというメッセージが込められています。

Feeling beautiful has nothing to do with what you look like.

美しいと感じることは、見た目とは関係ない。

女優のエマ・ワトソン(Emma Watson)の言葉は、あまり外見に自信のない女性に勇気を与えてくれるのではないでしょうか。フェミニズムとは、女性が自由な選択をできることであるというのがエマ・ワトソンの信条のようです。

I can’t think of any better representation of beauty than someone who is unafraid to be herself.

臆することなく自分を表現できる人ほど、美しいものはないでしょう。

さすがはオスカー女優だけあって、エマ・ストーン(Emma Stone)の言葉は真実味があります。名詞のrepresentationには、表現、描写、表明、説明などの意味があります。

Since I don’t look like every other girl, it takes a while to be okay with that. To be different. But different is good.

わたしは他の女の子と同じようには見えないから、それを受け入れるのに時間がかかるのよ。人と違うこと。でも、違っているっていいことよ。

プロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)は、史上最強の女子テニスプレーヤーとして知られています。とはいえ、白人選手が多いテニスの世界では、当然のように人種差別を経験したようです。他の人と違っていることを受け入れると、彼女のように強くなれるのかもしれませんね。

I definitely have body issues, but everybody does. When you come to the realization that everybody does — even the people that I consider flawless — then you can start to live with the way you are.

わたしは体の悩みを抱えているけど、それってみんなもそうでしょ。私が完璧だわ!って思っている人にだって、なにかしら悩みがあるものよ。みんな同じなんだってわかったときに、自分と折り合いをつけて生きていけるようになるんじゃないかしら。

上記は、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の言葉です。完璧に見える彼女にも体の悩みがあることに驚かされますが、人生を達観しているかのような彼女の言葉に励まされます。

  

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