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ファッション業界・アパレル業界の翻訳の仕事とは?

ひと口にファッション業界・アパレル業界といっても、時計業界や宝飾業界、靴業界などさまざまな業界があります。これらの業界は海外進出している企業も多く、翻訳業務も少なくありません。今回は、ファッション業界の翻訳の仕事についてご紹介します

多岐にわたるファッション業界の翻訳業務

ファッション業界・アパレル業界では、春夏秋冬シーズンごとに新しい商品が発表されます。それに伴い、ブランドの広報が目的のファッションショーや展示会などのイベントのプレスリリース、ブランドのカタログ、販売スタッフに向けての研修資料、商品紹介の記事、動画の字幕、ソーシャルメディア用の記事、アパレルブランドWebサイト など数多くの翻訳業務があります。また、衣料品の縫製仕様書や市場調査といったマーケティング関連のレポートなどの翻訳業務も、ファッション業界の翻訳の仕事だといえるでしょう。

ファッション業界・アパレル業界の翻訳の難しさ

ファッションブランドによっては、社内翻訳者がすべての翻訳業務を担当することもあるようですが、中には翻訳会社を通して翻訳業務を外注するブランドもあるといいます。ファッション業界・アパレル業界の翻訳は特殊な専門用語・業界用語が多いため、産業翻訳の中でも難しい部類に属します。

例えば、ファッション業界・アパレル業界では商品を説明したり紹介したりする文章や記事がありますが、これらを翻訳するときにはブランドのイメージを損なわないよう、ふさわしく訳するよう心掛けなければなりません。文章スタイルや用語の統一に気を遣いつつ、わかりやすい内容にするには細心の努力を払う必要があるでしょう。さらに、同じ言葉でもブランドごとに表記が異なる場合もありますから、逐一確認しながら翻訳を行わなければならないこともあります。

ファッション業界・アパレル業界の翻訳業務の中でもプレスリリースやプレゼン資料、製品カタログ、Webサイトなどを翻訳するときに、原文に用いられている抽象的な表現を適切に訳すには技術を要します。適切に訳すといっても、どこまでも原文に忠実であれば良いというわけではありません。

例えば、海外で書かれたファッション関連の文章を翻訳するときには、読み手に伝えたいことを意識して翻訳しなければ、ふわっと掴みどころのない翻訳になる恐れがあります。翻訳された文章を読んでも、抽象的で内容が頭に入ってこないとなれば、その翻訳は「まずい」翻訳です。海外で作成された文章を翻訳するときには、ブランドイメージやコンセプトを考慮するのは大切ですが、原文通りの表現方法をそのまま訳すと、わかりにくいだけではなく、鼻につく翻訳文になってしまう場合があります。

ファッション業界・アパレル業界の翻訳者に求められること

ファッション業界・アパレル業界の翻訳者になりたいと思うなら、業界についての知識があると良いでしょう。翻訳をしながら学べることも多く、ファッション業界に疎くても業務は可能ですが、知識ゼロの状態からブランドのイメージやコンセプトを把握したり、膨大な専門用語を覚えたりするのはとても大変です。例えば、高級時計ブランドについての知識がまったくない翻訳家が、時計の構造やコレクションの特徴を翻訳するのはなかなか難しく、骨の折れる作業だといえます。

さらにファッション業界・アパレル業界の翻訳には、セールスライティングの要素もあるため、ただ単に原文を翻訳するにとどまらず、うまくローカライズして翻訳する能力が求められます。これらの業界は次から次へと新しい商品が発表されますから、そのスピードに合わせて高品質な翻訳を行う必要があります。

  

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